作図チーム紹介
当社では、作業図面の種類ごとに担当チームが分かれています。各チームがどのような作業をしているのかご紹介いたします。
プレカットチーム
在来工法で建てる住宅や店舗のプレカット図を描いています。木材を工場で必要な形、大きさに加工(プレカット)し建築現場に納めることで、工期をスピーディかつ建築の手間を最小限にするという目的を達成するために、どのようにプレカットしたらよいかを考え、作図します。

まず依頼主から送られてくる平面図・立面図・その他詳細図と木材の種類等が記載された依頼書を読み込み、どのように材料を組むか考えます。送られてくる図面は手書きのラフなものから、ときには50枚を超える詳細図付の図面まで多種多様。もちろん全部日本語です!
図面が少ないときは、自ら荷重のかかり具合を考え、どこに柱・梁をいれるべきか?逆に図面が多いときは、お客様のご要望をすべて満たす図面が描けているかに細心の注意をはかりながら、いかに見やすい図面を最短の納期でお届けできるかに日々取り組んでおります。
サイディングチーム
最近では、住宅の外壁の7割近くにまで達していると言われているサイディング(外装材)のプレカット図面を描き、見積もりを作成するチームです。

実際の住宅に施工される外装材だけに、当初図面を描いても実際工事が進んで上棟した後、現場で寸法をはかると誤差がでるのは日常のこと。そういったこともすべて最新の図面に反映していくので、一棟の図面を完成させる過程は多岐にわたります。
そのため、日本に研修に行き、フィリピンでは見ることのない日本の住宅の建設現場に日々足を運び、様々な部材や現場で働く人々、またその工程をしっかり学び知識を深めたうえで、どうやったらよりお客様に価値ある図面が届けられるかをしっかり学んでいます。
2x4(ツーバイフォー)チーム
北米で最も主流の工法といわれるツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)ですが、耐震性の高さや、設計、生産の品質確保のしやすさから、日本でも定着している工法です。当社の2x4チームは、日本のお施主様の図面を描き、そして材料の積算をするチームです。

日本の2x4工場などで研修を受け、学んできたことをチームメンバーにフィードバックしつつ、図面作成に鋭意取り組んでおります。
当然工務店様ごとに異なる仕様、部材の納まり等、気を付けるべき点は多数あり、日々のチェックシートの更新も大事な仕事です。
私たちは常にこの1枚の図面がお客様の夢のマイホームに直結していることを胸に刻み、どうしたらよりわかりやすく価値ある図面をお届けできるのか、日本のご担当者の方に随時確認しながら業務を進めております。
設備図チーム
換気やエアコンの設備図をCADで作図するチームです。手書きでプランニングされた依頼図面を基に、実際の配管の仕方を想像しながら「早く」「正確に」「見やすく」図面を仕上げます。そのため二重三重にチェックを繰り返し、作図者によらない一定品質の図面を常に納品し続けることが最大使命です。

実際の機器が毎年新しいバージョンが出たり、より見やすい図面作図のため、依頼者様から作図ルールの変更指示を受けることも多いため、チーム内の情報共有・チームワークを大事に日々の業務に取り組んでおります。
お客様からはCADの入力スピードに評価をいただいています。依頼を頂いてから迅速に対応いたします。またJW-CADを使用しておりますので、設備図以外にも様々な図面に対応致します。